故郷で過ごした年の二倍の日々を
ここ東京で生きたことになる
今はもう故郷は「行く」ところで、東京が「帰る」ところだ
新幹線や飛行機や高速道路で帰るとき
赤く灯を点した東京タワーが迎えてくれる
送り出される電磁波に同調するのか胸のあたりが熱を持つ
今日のこと、会った人、待つ者のことが心を過ぎる
故郷を出るとき揚げた小さな旗も今は傷んで色褪せた
似たような降ろされない幾百万の旗が
赤いタワーのてっぺんに翻っている
そんなことをふと思う
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じゃぁ また